多くのママたちのように、私も
自分中心だった世界から、子どもを産んではじめて、
この子に幸せに生きてほしい!と強く思うようになりました。
でも、幸せってなんでしょう?
私はかわいいベビー服を着せて、映えるスポットに遊びにいき、英語に触れさせリトミックスクールに通いました。いやいや、まずはリトミックよりも体操だろうか、英語はネイティブのほうがいいに決まってる、クラッシックコンサートにも連れていこう。
あぁ、待って。
これは私の自己満だな。
この子にとって本当の幸せってなんだろう?
そして、ママ友との答えに辿りつけそうにないおしゃべりもやめ、
たくさんの本を通して偉人たちの考えを学びました。
その中で、
心も体も健康に生きられることがいかにすばらしいのかをかんじるようになり、
生きることは食べることなんだということを
本当に深く深く感じるようになりました。
ちょっとここで医学の歴史を振り返ってみましょう。
一番歴史のある医学と言われるのは、イスラム圏のユナニ医学、インドのアーユルヴェーダ、中国の中国医学の3つがあります。
食事療法が基本で、 不調を感じたら、まずは食事を通して治すというものでした。
現代の言葉でいえば、「未病」の段階で治療にあたるというものです。
一方で、比較的新しい西洋医学は外科手術がメインです。
はっきりと症状としてから現れてから、 手術や薬でそのものを取り除くという考えに基づいています。体のどこかしらを攻撃するので、副作用は当然のようにあります。
そして根本的治療ではなくて「対処療法」なのです。
簡単にいえば、原因を探って治すのではなくてその場しのぎ ですね。
西洋医学は、怪我や、死に至る病を治すにはとてもよい方法です。
一方で、アレルギーや慢性的な痛みには向いていません。
いまの日本では 医学=西洋医学 という認識が浸透してしまった上に、
保険制度が発展し充実しました。
そのこと自体が悪いことではないのですが、反面、
東洋医学の重要性が、社会全体として認識されなくなってしまったように感じます。
頭痛・冷え性・生理痛・花粉症など慢性的な不調で悩む人は本当にたくさんいらっしゃいます。
そしてほとんどの人は、病院で薬を処方してもらい、
眠気やだるさなどの副作用も受け入れて、無意識に一生その不調を受け入れようとしていますよね。
でもね、東洋医学の知識が少しあれば、
それを生活の一部に取り入れるだけで、不調はなくなり、
副作用もなくなり、さらには軽視していた別の症状も緩和されていくなど、好循環のサイクルに入ることができるんです!!!
(ね?知らなかったでしょう?
医師免許は、西洋医学を学んだ免許なので、
東洋医学に関しては、医師免許を持っている方でさえも驚くほどご存じないことが多々あります。)
東洋医学の知識を食事に取り入れていくことを「薬膳」と呼びます。
また日本独自の1900年頃に誕生した食事療法をはじめとした思想のことを「マクロビ」といいます。
そうして、この東洋医学の知識に、現代の科学的研究結果も合わせてまとめたものを
「予防医学」と呼んだりします。
私の話にちょっと戻ります。笑
こうしたことを学ぶ中で、夫のいわゆる「不調」を治せたら、毎日がもっともっと楽しくなるだろうな!と。
子どもたちも、日々の「不調」を感じずに、
少し調子が悪いときは「未病」の段階で体調を戻せたら、やりたいことに全力投球できるだろうな!と。
それこそが、私が考えていた幸せの根本にあるんだな!と気づきました。
ちなみに、伝統医学では
健康とは「身体的、知的、社会的、倫理的、精神的に調和のとれた幸福である」と定義されています。
そうです。
そういう身体的健康が成り立ったうえで、
学び続け、
周りの人たちとのかかわりを大切にし、
家事やボランティア含め責任ある活動を日々行い、
思いやりのある行動を常々できるようにし、
心を磨き続けられる
そんな日々が幸福なんだな。
私は、自分がそうありたいと願い、行動に移せるようにしていますし、
家族にも、そうであってほしいと思っています。
そして私たちの友人たちにも。
そう思い、予防医学を学び、実践していく中で、子供たちの成長とともに新たな課題が出てきました!
私たちは、社会の中で生きているんだと!笑
当たり前です。
しかし、いろんなご家族・お友達とかかわっていく中で、
頭痛・花粉症・便秘 etc・・・とワードが出れば、
ご近所の名病院の話、よく効く市販薬の話になります。
添加物や日々の食事への温度差はとても大きいと感じるようになりました。
お菓子 = 思いやり・マナー そんな場面ばかりでした。
そしてお友達たちに、